一軒家のスケルトンリノベーション
もくじ
築70年の一軒家に、違いを生み出すリノベーション
続き間の和室を、家族の集まるアイランドキッチンにリノベーション
日当たりの良い2階の4畳半+6畳和室を、価値のある空間に変える。
どうしても、コストには限りがあります。限られたコストの中で、違いを生み出すために、我々はデザインに強弱をつけます。デザインの強弱のポイントは、『選ぶ事』と『捨てる事』を正確に取捨選択する事にあります。『選ぶ事』と『捨てる事』は同じ事を話しているように思えますが、全く異なります。モノの溢れている現代で『選ぶ事』は大変難しくなっていると思います。
狭い玄関と和室を土間のエントランスにリノベーション
大きな土間のある玄関は、自転車もおく事が出来る。中古住宅の解体の時の古材を用いて家の中に子供家を作る。
リビングはおもやいの部屋にリノベーション、二階はダイニングに変身
リノベーションの方法
例えば、フローリングを選ぶとします。フローリングは、複合フローリングから、無垢のフローリングまで様々あります。更にコストも高価な物から安価なものまであります。更に色味も、クリア塗装から着色をしたもの、艶も様々。幅も与える印象は異なってきます。すべてを選ぼうとすれば、様々な選択肢を検討しなければなりません。『選べる事』は、楽しい反面、時間とコストが掛かり、次第に住まいの本当の価値を見落としてしまいます。何を選択肢から捨てるか!!!コストの限られた中では、デザインしない部分を作り、空間に強弱をつけてあげることを目指しました。