貸別荘で非日常を体験する　コンテナハウスおもちゃ箱のような様々なデザインに出会えるコンテナハウス

別荘で体験する非日常

房総イズムの同系ブランドismシリーズのコンテナイズムで建てたコンテナハウスです。貸別荘として事業用に建築しました。前回の別荘はこちら

外観はミリタリーデザイン

コンテナでは、色の指定が可能です。外観の色はどうしても経年変化で塗装の色は変わっていきます。そういった中でも、比較的色味の変わりやすいのは明るめの色味。ビビットな色は初期は綺麗なのですがどうしても、変化が速くなってしまうため、トーンを落とした色味をお勧めております。

今回の設定は深緑の色味の設定を行いました。ミリタリーのような風合いになっています

非日常を演出する、様々なインテリア空間

写真としては見栄えのする白い空間。清潔感があり、明るく人気のあるインテリアです。しかしながら、一般的な住まいでは、お掃除などの管理が難しいため採用されずらい色味です。貸別荘だからこそ、こういった非日常を体感することができます。

景色を取り込むプライベートな中庭

コンテナとコンテナに囲まれた、プライベートな中庭。見える景色は、森林だけ。

モチーフは、暖炉

薪ストーブの中にいるようなあったかい空間。そういったコンセプトで、ダイニングは暖炉をモチーフにデザインを構成しました。キッチンはアイランド型で黒い門型のフレームに間接照明を仕込み、明暗の差をつけることで、暖炉のガラス面をモチーフにしています。白いリビングとは対照的に、温かみを持った空間になっています。

正面に見える半円の開口部の奥には、また違った景色が広がっています。

大正浪漫をこの場所に

さぁ、みなさんついてきてくださいね。
もう様々なデザインが入っているので、同じ建物のように思えないかもしれません。ダイニングから半円の入り口を入るとそこに広がるのは浪漫な寝室。和モダン・大正浪漫、そういったデザインを彷彿させる空間。
赤い床、青い床、木板、黒い壁面、白い壁面、すだれ、巧みにデザインしました。

そして、様々な、色合いを用いた障子

色味豊かな障子の奥から間接照明。浪漫な空間を驚きに変えてくれる素材です

信楽で作った、陶器の露天風呂

最後に作った非日常の空間。赤い露天風呂です。信楽で作った浴槽に加え、吐水口。

ラグジュアリーとは違う、モダンとも違う、和とも違う、万人に好まれる空間でないからこそ、そこに非日常が生まれる。そんな露天風呂を目指しました。

一つのコンテナの中におもちゃ箱のようにデザインを詰め込む

今回の設計は、非日常を体感してもらえるように、様々なデザインテイストを入れてあります。外観からインテリアの各部屋で飽きないように空間を楽しんでもらえるデザインを目指しております。なかなか普通の一般的な住宅では行わないデザインですが、参考になれば幸いです