この内容は約 5 分で読むことができます。

モールテックスという左官材料でカウンターを作る

モールテックスとはベルギーのBEAL社が開発した左官塗材です。非常に薄い塗膜で強靭な強さを持ち水を通さない為、水回りでも使われ、独特の表情を表します。

今回は、キッチンのバックカウンターで現場で施工します。

モールテックスは普通の左官と異なる手順が必要になります

まず、下地のカウンターをラワンランバーで制作します。

モールテックスの施工

モールテックスの施工

モールテックスは薄塗りですので、このカウンターの精度は仕上がりに影響しますので、丁寧に施工します。
その後専用のシーラーを塗布します。専用のシーラーを用いるのですが、一般的な目止め材とあまり変わらないようですが、施工手順通りに行います。

シーラーの施工

このシーラーは24時間放置するので、工程は余裕を持っておきましょう。

モールテックスの施工

モールテックスの施工

一層目のモールテックス塗り

次に顔料と骨材などを混ぜて、表面に塗ってゆきます。今回は明るめのグレーの顔料を用いて作ります
モールテックスのキッチンカウンター施工

モールテックスのキッチンカウンター施工

二層目モールテックス塗り

モールテックスのキッチンカウンター施工

モールテックスのキッチンカウンター施工

見た目はモルタルのようですが、塗るとモルタルとは違う事がわかります。モルタルよりも滑らかで、乾きが非常に早い。一層目を塗ってから40分程度で2層目を塗り始めますが、ボーとしていると乾いてしまうので集中して塗って行きます。特に、今回はキッチンのテーブルという事で、グレードアップの二層塗をしています。

塗り終わるとこのような感じです。意外と滑らかで、グレーという事もあってほとんど見た目はモルタルです。

モールテックスのキッチンカウンター施工

モールテックスのキッチンカウンター施工

まだこの段階では、フレスコのような感じは出ていませんが、乾ききるとその片鱗が見えてきます。

モールテックス乾燥、研磨、保護塗料塗布、ワックス塗

モールテックスのキッチンカウンター施工

モールテックスのキッチンカウンター施工

カッコいい感じが出てきます。ここから表面をやすると更にフレスコの感じが出てきます。

表面を適度にやすった後、二液式の保護材を塗布しワックス塗をします。用途に応じて、表面の保護材は変わるので、その都度最適なものを選びましょう。

モールテックス再度乾燥

モールテックスのキッチンカウンター施工

モールテックスのキッチンカウンター施工

モールテックスのキッチンカウンター施工

モールテックスのキッチンカウンター施工

保護材を塗ると光沢が出て、独特の風合いが現れます。

もちろんお施主様の大喜びです。今回はキッチンのカウンターとして、材料の耐久性、素材感、デザイン、をトータルで考慮した結果、モールテックスを選択しました。大きなワークトップのスペースは、房総の楽しい生活を演出してくれるに違いありません!!

モールテックスは、高価な材料の部類に入りますが、使い方次第でカッコいい空間を作り上げてくれる頼もしい材料の一つです。

多分房総の方ではあまり使われていないと思います。。