こんにちは、房総イズムです。東京へ高速バスで通勤する方の注文住宅が着工しました。土地を探しからお付き合いさせていただき、房総イズムの中でもトップクラスのスピードで着工しました。

移住ということは土地探しから!!袖ヶ浦で見つけた高台!

昨年お電話でお問い合わせのあったお客様です。アクアラインを使って通勤をするので、そのような場所に一戸建てを建てたい!!どこから手を付けて良いのか不明なので、いろいろ教えてほしい。

このような感じから住まいづくりが始まりました。

土地探しを始めた当初は、希望の条件の立地がなかったのですが、ある時造成前の物件が出てきました。造成前なので、まだ土地も出来上がっていません。けども、バスターミナルまでの距離や、周辺環境、立地共に申し分なく、土地が決定しました。

特に、素晴らしいポイントが景色。少し高台にあるため、見晴らし最高の立地が見つかりました。土地探しは本当に、一期一会ですね

借景で住まいを楽しむ。桜が綺麗な高台

借景という言葉をご存じですか?

借景は、日本庭園や中国庭園における造園技法のひとつである。伝統的な東アジアのガーデンデザインに見られる「庭園の構成に背景景観を取り入れる」という原則である。 

ウィキペディア

普通の一般的な自宅に日本庭園のような庭を造ることはほとんどないため、本格的な借景のデザインを行うことはありませんが、少し雰囲気をその地域からお借りすることはできます。

庭も、手入れや管理が難しいということで、簡易的にウッドデッキのお住まいが増えてきました。でも、もし魅力的な景色があるのであれば、それは生活の一部に取り入れた方が良いです。

現代の家づくりの多くは、住まいの間取りだけの選択を注文住宅と言っています。もちろん住宅地や周辺環境があまりよくない場所であればそういったプランニングも必要になると思いますが、折角環境の良い立地であれば、それを生かさない手はありません。

遠景の桜を借景にする!!

桜が家から見えるという贅沢。桜は、やはり春の息吹を感じるとても大切な草木です。そんな桜を高台から見ることができる。これって本当に贅沢なことだと思います。夕日に映える遠景の桜は、1階のLDKから見ることができます。夕日の赤色が桜のピンクを哀愁漂う雰囲気に変えてくれるのが印象的です。

高台の向こうに見える桜を借景に!!

近景の桜を借景にする

さらにお隣さんの大きな桜の木も立っています。枝張りも良く、とても立派です。これは二階で楽しめる借景。二階の個室はもともと第二のリビングとして利用することが決まっていたので、ますます魅力的になってきます。夜桜に日本酒!ご夫婦で粋な暮らしをされるのが目に浮かびます

二階から見る、借景  お隣様の大きな桜の木

千葉移住で、よくわからな地域でも、地鎮祭は行えます。

移住先のことは詳しくない。それは当たり前です。見知らぬ土地へ引っ越すわけなので、何から何までわからないことも少なくありません。

昔から新しく住まいを建てる時には、地鎮祭を行います。これを、行う方、行わない方いろいろでございます。

地鎮祭を行わないからダメということもございませんし、良いということもございません。ただもし、やっておいたほうがよかったなぁ~~と後々思う可能性がある場合は、地鎮祭を行っておきましょう。

地鎮祭を行う場合は、その地域の氏神様をお祀りする、氏神神社の神主にお願いすることが基本です。地元の氏神様がわからないときは、神社庁に建設地を言って氏神神社を教えてほしいと聞くと教えてくれます。

教えてもらった氏神神社に問い合わせて、地鎮祭の日取りを決めます。地鎮祭の良い日取りは
『地鎮祭 上棟祭 建築吉日』このあたりのキーワードで検索すると吉日カレンダーがたくさん出てきますので、良い日取りを参考にしましょう。

氏神神社に神主さんがいなくても大丈夫

今、お寺や、神社のお坊さん、神主さんは継手がいなく、不在の神社やお寺が多くなっています。そのため、いくつもの神社を兼務していることも珍しくありません。地元の格の高い神社が問い合わせ先になっていることが多くなっていますので、神主さんが隣の市や県からやってきてくれることも珍しくありません。

今回は、袖ヶ浦市の氏神神社は常勤の神主さんが不在で、担当は木更津の八剱神社さんで兼務されていたので、若い方がいらしてくれました。

地鎮祭  神主さん

家づくりを行う方の多くは、お子さんが小さいのですが、神主さんの祝詞で泣き出してしまう子もたくさんいます。お子さんにとっては大人の方が大きな声で、さらに低い声で発声されると怖いですよね!!!

しかも、式の最中は、お父さんお母さん、お爺ちゃん、おばあちゃん、皆さん静かに参加しているので子供からすると『なになに!!』ってなってしまいます。

それでも、一緒にその場所にいてくれるだけで良いと思います。

切麻散米(きりぬささんまい)が気になる

追伸

土地探し、そして着工、家づくりをしていれば毎回のことですが、どのお客様も印象的なことが必ずあります。一生のうちに何度もやることではありませんのでぜひともたくさん楽しんでください!!