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建築家と設計者の違い

 

これは難しい問題ですが、建築家とは、コンセプトや大きなビジョンを元に建築物のデザインをしている人たちです。すこし難しいですが、この建物が与える影響を、大きな枠組みでとらえています。

それは時間的な作用なのか、不特定多数の影響なのか、場所性なのか、建築物として社会に発信し続ける事が重要なタスクの一つです

一方、設計者は、技術者として理解する事がわかりやすいです。たとえば、建築家の作った大きなビジョンを構築するために、建築的回答をしながら、他の専門家と調整を行い作図していく作業になります。

では、住宅に関してはどうでしょうか。建築家は、住むという行為を念頭に置いて様々なアイディアを構築しています。ですから住宅建築家と言われる人たちは、建売、分譲住宅やハウスメーカーのような規格住宅にはない発想をすることを得意としています。その為、奇抜な住宅になることもあるでしょう。

一方、住宅の設計者はどうでしょう。技術者のお仕事内容としては、

  • 法律的に適合しているか。
  • 構造的に成り立っているか。
  • 性能が担保されているか。
  • ディティールが納まっているか。
  • コスト通りに設計ができているか
  • 図面通りに現場が納まっているか。
  • 工程通りに進んでいるか。等。。

実際に建てる上で必要な情報を図面に組み込みます。この図面を基に見積もりを行い、各所と協議を行っていきます。大変時間のかかる作業であり、高い知識、調整力を必要とします。

ただ、実務としての住まい住まいづくりは設計者でできたとしても、住まいづくりの指針や、ライフスタイルのビジョンなどの構成は、建築家の方が長けいています。

作業割合としては、建築家20%設計者80%の割合程度となり、設計者の負担が大きくなっていますが、この20%の出来が、その住宅の満足度を左右していると言っても過言ではありません。

建築物は、様々な業種が協力して出来上がるので、建築家、設計者、大工、設備業者、電気屋、クロス屋、基礎屋共々、必要不可欠な人たちなのです。