どうも、房総イズムです。今回はプロでもDIYでも、お勧めな自然塗料のご紹介です。自然塗料なので、注意点もあるので、是非参考に使ってみてください。

グロスクリアオイルを塗る時は、乾かす時間と匂いに注意。

 

私たちが家具のクリア塗装をする場合には、株式会社Planet Japanのグロスクリアオイルを使用します。自然系塗料の中ではお勧めの商品です。

グロスクリアオイル
グロスクリアオイル

注意をしなければならないことは二点ほど。
自然系の塗料全般に言えることなのですが、以下に注意をして現場で実際使ってみましょう。

自然系塗料の匂い

自然系の塗料は、匂いが少なからずあります。通常の塗料のようなシンナーのような匂いではなく、油の匂いに近いかもしれません。多少酸味が感じられるような気もします。木材保護の観点から、亜麻仁油など自然由来の材料をベースに作られているので、この匂いは我慢しないといけないですね。もちろん塗っている時もに匂うのですが、乾燥するのに12時間は掛かるので一晩部屋の中においておく形になります。そうしますと、朝かなり部屋の中に匂いが充満しています。私たちの事務所でも、塗装した次の日は事務所に特有のにおいが残っています。なるべく換気扇などつけて匂いが残らないようにしましょう。駄目な人にはきつい匂いだと思いますので、しっかり匂いの説明をしておきましょう。

乾燥時間をしっかりとる

グロスクリアオイル 粘度
グロスクリアオイル 粘度

グロスクリアに限らず、自然系の塗料は乾燥に時間が掛かります。完全乾燥には5日くらい考えておいたほうが良いでしょう。まず使用日の前日の塗装ではほとんど乾かないので、工程にあらかじめ入れておきましょう。そのため通常の塗装屋さんでは、乾燥時間が掛かるため、自然系の塗料はあまり好みません。リノベーションや、新築でも、この乾燥時間を考慮しておかなければ、工程のずれになるので注意が必要です。DIYで工事をするときは、乾燥するまでの保管場所を確保しておく必要があります。前にお話したように、匂いが気になる場合もあるので…。

グロスクリアの場合、まずは刷毛で塗って、ふき取る。これが一般的な塗装方法です。

DIYでも塗装可能で、使いやすく、自然系なのでおすすめです

上記の二点だけ注意すれば、グロスクリアはとても良い商品です。とくにDIYでも、よいクオリティーで製作することが可能です。ぜひ皆さんも使ってみてください。

追伸

自然塗料は、メンテナンスが必要です。塗り直し含め、自分でどういった商品かを把握しておくことも大切な事です。様々な塗料を使っていますが、グロスクリアはお勧めですので是非どうぞ!!房総イズムより。