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家づくりを考えたきっかけの一位は漠然としている

 

『家づくりを考えたきっかけ』について、調査しているデータがあります。

リクルート住まいカンパニー https://www.recruit-sumai.co.jp/data/housing/
様々な住まいの調査を行っていて、閲覧することができるので、まわりの皆さんとの比較ができます。

その中で、一番はじめのきっかけのデータが掲載されています。2018年の新築検討者の5位までだと、

1位 いつかは一戸建てに住みたいと思っていた 27.0%
2位 子どもが誕生した 25.8%
3位 子どもが成長した 22.0%
4位 家が手狭になった 21.0%
5位 結婚 20.8%

毎年この上位の内容は変動は少ないようです。消費税前には、消費税の駆け込みが上位ランキングに上がってきます。

今回は考察から少しお話を進めてみます。

新築戸建が、大きな希望の一つであることはあまり変わっていない

以前のブログ記事でも書かせてもらっていますが、日本の着工数は激減しているにも関わらず、『いつかは一戸建てに住みたいと思っていた』というニーズは今でも大きなウェイトを占めています。今の住宅建設の大きな年代の35歳代の方達にとっての住まいの原風景は、もちろんマンションアパート住まいの方達も多かったでしょうが、昭和40~50~60年代の郊外の一戸建も増えていたので、戸建のあこがれは減少しているように思えますが、それでも戸建に住みたいと思う人たちが多い傾向が続いています。

ライフステージの変化が新築検討者のきっかけ

2位以下は、すべてライフステージの変化に伴うきっかけです。つまり、今住んでいる場所では何かしら不都合が起きているから、新築を検討し始めたという事です。

子供が出来て、アパートが狭くなった。アパートに住めなくなった。実家で暮らすには狭すぎた。結婚したから新居に移転など。

2位 子どもが誕生した 25.8%
3位 子どもが成長した 22.0%
4位 家が手狭になった 21.0%
5位 結婚 20.8%

それは今、必要に迫られて、新築を検討したという事になります。もちろんその選択肢もアリだと思いますが、もう少し広い視野で別の選択肢もどうでしょう。

子供が小さい時に、自分のスタイルの家を作ることはなかなか難しい

カッコいい家、カッコいい家具、おしゃれなキッチン、など様々希望はあると思います。しかしながら、子供が小さい時は、家が汚れます。そして壊されます。

子供が元気で良い事ですし、子供はそうあって欲しいのですが、住まいからすれば、子供は天敵です。ホースで家の中に水を掛けたり、お風呂からびちゃびちゃなまま上がってきたり、ソファーをビリビリにしたりと。やりたい放題です。

そのため、注文住宅で一生懸命頑張ってお客様が考えて、選んだインテリアや家具も、1年後にはボロボロなんてことも良くあります。もちろんどの家庭もそのようになっているわけではないですが、、、

だったら、当分、賃貸住宅でも良いかも。でもここで問題が、家賃がもったいない!!!

家賃がもったいないのであれば、ある程度交通の便の良い中古住宅を購入して、子供たちが落ち着いてから自分たちの住まいを建てるという選択もありではないでしょうか。

若い時は中古住宅→子供が育ったら新築と言う流れ

交通の便の良い所は、土地の価格も下落しずらいので、将来の売却を見込めます。また、人生が長くなっているのに若い20、30歳代で一生の住まいを決定してしまうのは、意外ともったいないかもしれません。

子供がいる時の家は、子供中心に考えてしまいます。でもその家族構成も20年もすれば変化してきます。

夫婦2人になるかもしれないし、二世帯になるかもしれない。今までは核家族が永遠的に続くような幻想を描いていましたが、少し経てば世帯の人数は減ってきます。

実は、50代以降の第二のライフステージもしっかり考えておいた方が良いと思います。

どうぞ若い時の必要に迫られた決断で、その後の人生を縛られませんように。と思う統計でした。