こんにちは、房総イズムです。今回は、注文住宅で選定できる設備機器のお話です。住宅設備にどんなものがあるかも含めてお話しします

新築なら、最新の住宅設備を導入できる

中古物件の場合はたしかに安く購入できますが、古くなればなるほど利便性に欠けてしまいます。

ただ住めればいいという考えであれば問題ありませんが、設備機器はある意味住宅の快適性や利便性を作る大きな要素の一つです

オーダーキッチンと言う選択肢

せっかく購入する家だからこそ、最新の設備で過ごしたいものです。特にキッチンは、皆さんこだわりの部分、メーカーのショールームで選定するのも一つですが、やはりこだわって使いたいものです。

メーカーのシステムキッチンは、どうしてもコンロや水栓、換気扇など、選択肢が狭くなってしまいます。また、海外の人気機器などは使えませんなどと言った事は良くあります。

そういう意味で、オーダーキッチン、もしくはカスタムオーダーキッチンを選定してみるというのはいかがでしょうか。

特に注文住宅の間取りの場合、一般的ではない事が多いので、システムキッチンでは、物足りないという事もあります。

カスタムオーダーするキッチン
南側キッチンと言う注文住宅

太陽光発電+蓄電池

誰もが知っているであろう、太陽光発電。 この太陽光発電が自宅で利用できます。 一時は売電目的の投資案件としての側面が大きかったのでしょうが、様々な自然災害の対策として、このような選択肢も可能になります。

私達の見解としては、

『設備機器は、建物本体よりも早く劣化し交換が必要になる』

ので、取り替え可能な状態での設置をお勧めしています。

住宅のエネルギーを設定できる。オール電化

従来は、ガス、電気、水道の3点セットが当たり前でした。少し郊外であればプロパンガスもしくは灯油で給湯を行っています。

ですが、ガスはどうしても火を使うため、高齢者にとって、火事の心配がありますし、最も不明確なのが、プロパンガスの料金。やたらに高い事もあって、出来ればプロパンガスは使いたくないという要望は多くもらいます。一方都市ガスは、比較的安価なので、都市ガス地域を、注文住宅の建設地の要望に加えられることもあります。

震災前は、オール電化が大変人気でしたが、単一エネルギーに頼る脆弱さも怖さの一つです。そういった意味で、太陽光発電や蓄電器は、オール電化とセットで考えた方が良いかもしれません。

エネルギーの分散する事による、リスク回避や、統一エネルギーにして効率化する。選択肢を自分で設定できるのも、オーダー住宅ならではです。

オール電化になれば、まず、IHコンロ

オール電化にするのであれば、ガスコンロは利用できません。そのかわりにIHコンロが大活躍します。

やはり、IHコンロの利点は何と言っても、安全性。
IHコンロはそももそも火を一切使わないこともあり、火事のリスクが大幅に下がります。

また、IHコンロは平面のため掃除がとても簡単です。ガスと比べると火力が落ちるのでは、と心配される人もいますが予想以上に火力は強く普段の料理には何の影響もありません。

ただ、鍋振りが出来ないので、料理好きには嫌煙されます。。

電動シャッターや外付けブラインド

基本的にシャッターを閉めるときは手動をイメージされますが、今では自動が当たり前のようになってきました。 いちいち窓を開けなくてもいいことも嬉しいですが、シャッターを閉めることで虫の侵入を防ぎ、防犯対策にももってこいの最新設備です。

ただ防犯目的だあるならば、電動シャッターを付けても、泥棒は開けてします。
防犯目的であれば、防犯ガラスの方がお勧めです

外付けブラインドも、室内環境を良くするためには欲しい機器です。特に西日対策には効果大なので、外観のデザインと共に検討してはいかがでしょうか。

西日対策

床暖房は温水式にしますか?電気式にしますか??

もっぱら冬に大活躍する最新設備と言えば、床暖房ではないでしょうか。

エアコンやヒーターなどを利用すればいいのでは、と考えてしまいがちですがそうではありません。

床暖房は足元からじわじわ温まるため、エアコンなどの空調に当たらなくていいというメリットがあります。

とくに子どもがいるご家庭であれば、なおさら床暖房は安心な設備ではないでしょうか。

床暖房は、大きく分けると、温水式と電気式があります。温水式は、給湯器で暖めた不凍液を床下に流す形式で、電気式は、電力を使って、床を暖める方法です。温水式の方が工事が複雑で、工事費は高くなります。電気式は薄いシートを床の下に入れ込む工事なので、温水式に比べると安価になります。

一方、都市ガスを使うのであれば、温水式は、電気式に比べランニングコストは、非常に安くなります。大面積で、長い時間使うのであれば、温水式、短い時間で広さを小さく用いるのであれば電気式と言う選択肢になるでしょう。

玄関の鍵も選ぶのがオーダー住宅 電子キー

今とても注目を集めている設備、それが玄関の電子キーです。

よくリゾートホテルなどで、電子キーをドアに当てて部屋に入ったこともあるのではないでしょうか。

その玄関電子キーが一般の家庭で利用できます。

例えば、鍵は鍵穴に入れて回さないといけませんが両手がふさがっているような状況では、結構しんどい思いをしなければなりません。

そんな経験をした人も多いことでしょう。

玄関電子キーであれば、ピッとかざすだけで玄関の扉が開いてくれます。

また、セキュリティ部分でもかなり優れています。

鍵のようにコピーは難しいということもあり、防犯設備を強固にしたいと考えているのであれば、玄関電子キーはおすすめです。

浴室暖房乾燥機はどうします??

冬になると寒さがツラくなります。

そんなときにシャワーを浴びたいとなったときには、もう大変です。

浴室が冷えに冷えまくっているため、温まるどころではありません。

浴室暖房乾燥機があれば、事前に浴室を温めておけると言うメリットがあります。

さらには、乾燥機で洗濯物を乾かすこともできるため、一石二鳥の最新設備と言えるでしょう。

最近は、花粉症の為、室内干しのニーズは増えています。サンルームを作ったりする事もありますし、こういった浴室暖房器で対応する事もあります。皆さんはどうでしょうか??

ペアガラス、樹脂サッシ、トリプルガラス、二重サッシ

新しい家に住んでから気付くことがあります。

周りの音がうるさかったり、寒かったり暑かったり。

特にリビングや自分の部屋など、長くそこにいるからこそリラックスして住みたいものです。

これらは確実にストレスの元にもなってしまうため、事前に対策しておく必要があります。

2重窓にしておけば、防音レベルは確実に上がりますし、防寒や断熱などもできてしまいます。

また、サッシ自体も、ペアガラス、LOW-eガラス、更にトリプルガラス、真空トリプル、樹脂サッシなど、断熱性に配慮した商品が続々出ています。皆さんの作られる注文住宅に、どの性能のサッシを用いるかは、設計次第になります。やはり、コストと性能の両方を検討する事が今後ますます重要になるでしょう。

追伸

オーダー住宅は、沢山の商品の中から様々な住宅設備を選定する事が出来ます。一方、あなたの住まい方に合っているかどうかは、設計段階で吟味して選定する必要があります。あなたの生活にマッチすれば、より良い住まいになることは間違いありませんね。