こんにちは房総イズムです。
人の家の広さは気になります。今日は、戸建の広さの平均を知っておきましょうというお話です

戸建て住宅の広さ(延床面積)の平均を知っておきたい

いったいみんなの家の広さはどのくらいなんだろう???家を建てようと思ったとき漠然と疑問に思う事もあるでしょう。

狭小住宅もあれば、大きな家もあります。しかも地域によっても、違うかもしれない。(資料)「住宅・土地統計調査」(総務省)の資料を元に調べてみました。

A,戸建ての持家の延べ床面積は、全国平均は122㎡(37坪)

A,関東臨海地域[都心に近い]で100㎡(30坪)になります

皆さんの家はどうでしょう????

下の文章は、データを元にした考察なので気になる方はご覧ください。

住宅の規模は45年で、約20㎡ほど大きくなっている。

今回のデータは昭和43年~平成25年までのデータになります。住宅の割り振りで、持家と貸家の合計で統計を見てみると

全国平均 約45年ほどの期間で、73㎡→94㎡になっています。22坪→28坪の換算になります。

これは、戸建にお住いの方からすると、狭い!!!!と感じるかもしれないし、公団住宅やマンションに住まいの方からすると、広い!!と感じるかもしれません。

しかも、東京の方からすると、広いと感じるかもしれないですし、地方の方からすると狭いと感じるかもしれません。

こういった統計は結構、居住の条件によっても感覚が異なってくるので、もう少し細かく見てみましょう。

関東臨海地域では、全国平均よりなんと20㎡も小さい

関東臨海地域で比べると、なんと、

全国平均 昭和43年 73㎡   平成25年 94㎡
関東臨海 昭和43年 55㎡   平成25年 75㎡

住まいの広さだけで比べると、関東臨海地域は、6坪近くも小さい。つまり12畳も小さくなっています。平成25年でも、昭和45年とほぼ同じ大きさの住まいに住んでいるという換算になります。

関東臨海地域の住まいの平均は22坪という事です。

持家で、家の広さの平均を比較してみましょう。

比較は上に習って、全国平均と関東臨海地域の昭和43年~平成25年までになります。

全国平均 昭和43年 97㎡   平成25年 122㎡
関東臨海 昭和43年 81㎡   平成25年 100㎡

これも、おもしろい結果です。ほとんど20㎡近くの差が出ています。貸家に関してはほとんど全国平均と関東臨海で変わらないのに、持家に関しては大きな差が生まれています。

やはり貸家に関しては、貸家を借りる世帯構成が2人~3人が多く、そのニーズに合わせた最小のサイズにで出来ているため、地域性は関係ないと思われます。

一方持家に関しては、やはり都心部の土地の値段が大きく影響しています。全国の年収平均の差が2倍も3倍もない日本において、土地の値段は3倍以上なんてザラにあります。そうすれば、小さい土地に小さい建物というミニ開発にもなりますので、このような差が生まれているでしょう。

都心部の住まいで、家族が住み続けるのは不可能に近い。

つまり、都心部の住まいでは昭和43年の住まいの大きさなので、そこに子供が育って住むことは不可能に近いのです。しかも、土地も狭いので、平面的な生活は出来ず、時間と共に過ごしにくい家になっているのでしょう。

都心と言う経済原理の地域では、ある程度住み替えを考慮した住まい方も考えておいた方が良いかもしれません。

6坪の広さの違いは12畳で一部屋分広くなります。それでも都心部には魅力があるかもしれないし、郊外にはメリットがあります。

通勤1時間のアクアライン通勤のメリットが見えてきます

上記の内容で考えた場合、都心に小さい家を作るか、一時間圏内に大きな家を作るか、判断が分かれる所であります。東京都、千葉の房総地域はアクアラインで通勤圏としても近くデュアルライフとしても大きなメリットがある地域でもあります。

いろいろ検討の余地はあると思うのでグラフも参考にどうぞ!!!

下記のグラフには、東海地域、近畿も掲載されています。東海地域はやはり広めですね・・・



2 住宅の規模
(1)所有関係別一住宅当たり延べ床面積の推移
<全 国>(単位:㎡)
総数持家借家
公営都市再生機構・公社民営借家給与住宅
昭和43年73.8697.4237.7834.1353.56
48年77.14103.0940.0136.0153.86
53年80.28106.1641.5243.3237.0255.33
58年85.92111.6744.9044.6739.1957.28
63年89.29116.7847.0044.8441.7756.07
平成5年91.92122.0849.4446.6641.9956.35
10年92.43122.7450.1946.9742.0353.52
15年94.85123.9351.5648.9944.3153.63
20年94.13122.6351.5249.5143.4753.17
25年94.42122.3251.9150.1944.3952.60
<関東臨海>
総数持家借家
公営都市再生機構・公社民営借家給与住宅
昭和43年55.2881.6238.9925.1746.82
48年58.5386.8641.1927.5548.15
53年61.9089.4440.0444.1329.3050.32
58年67.0393.2741.6045.0531.5451.26
63年69.4297.1943.0744.7934.6150.62
平成5年71.43101.3745.3446.4436.2749.40
10年72.71101.7847.6746.5536.7848.52
15年75.20101.4247.2849.5138.8449.24
20年75.32100.9546.8550.3438.2848.96
25年75.5099.9747.3250.3639.6747.33
<東 海>
総数持家借家
公営都市再生機構・公社民営借家給与住宅
昭和43年81.76104.4736.7038.0453.70
48年85.75110.6439.3735.4454.79
53年88.37112.0242.7740.9436.7755.73
58年94.49118.2845.5542.8938.6057.44
63年98.99124.4948.0942.6940.7156.10
平成5年101.45130.2150.8044.7445.1155.66
10年102.01131.7750.8746.8245.0952.80
15年104.52134.5352.3446.4646.8951.49
20年103.06133.1852.7247.8645.8747.44
25年103.50132.9953.3047.8845.6745.93
<近 畿>
総数持家借家
公営都市再生機構・公社民営借家給与住宅
昭和43年66.3595.5838.8034.1755.11
48年70.27101.2940.3935.5653.98
53年72.34101.1941.1543.4835.5655.08
58年78.77106.0344.2744.7837.7057.17
63年81.90109.9546.2745.7739.7756.36
平成5年82.87113.4747.0947.3740.2157.33
10年84.26113.7747.9547.5839.9251.68
15年88.07115.5849.1849.8643.3753.12
20年87.56113.8649.1349.9542.5253.70
25年89.12114.9150.1850.9943.9354.50

追伸

都心の狭い家に住むメリット、郊外の広い家に住むメリット。もう一度考えてみませんか?房総イズムは、都心と田舎のデュアルライフを応援しています。