こんにちは、房総イズムです。小さい平屋はどこまで小さくできるのでしょうか。私達は小屋をやっていますが、小屋は、どちらかと言うと付属品。リアルに小さく住むならと言う事で考えてみた内容をお話しします。
もくじ
狭小 12.5坪 小さい平屋。
断舎利。ミニマリスト必見の住まい
限りなく自分の時間を確保する事
だからこそ、限りなく小さな住まいとは。。と言うことで考えたのが12.5坪の小さな平屋。
最近は前に比べてあまり大きな家のニーズは少なくなっています。だからこそ、このサイズ!!
断舎利、ミニマリストに近づくけど住める広さ12.5坪
小さく住まう事、少し離れて暮らすこと、自分の部屋を持つことを商品化したのが、我々の小屋シリーズDRESSLODGEシリーズです。
このシリーズは、個々の生活に特化していていたので、趣味の延長、部屋の延長の考え方の住まいです。
そこから延長して、モノを捨てたり、1人、2人で暮らすという事に重きを置いて設計しました。
12.5坪の小さな平屋の家
設計①兼ねれるモノは、兼ねる間取り
洗面所、洗濯機、トイレ、こういった水回りを一つにまとめる事で、廊下率を減らしています。ホテルライクな作りになっています。小さいからこそ、少ない人数で住むので、こういった廊下の無い間取りが可能になるのです。
設計②最低限の収納
収納は、余計なコストを掛けます。キッチンのカップボードと、WICのみ。割り切りましょう。収納場所のコストについては以下の記事を参考にしてください。ミニマリストや断舎利を目指すのであれば、この収納のコストは無駄以外の何物でもありませんね。
設計③ソファーもダイニングテーブルもなくして広くと言う選択肢
図面は、ソファーもダイニングテーブルも入れていますが、なしをお勧めしています。パーソナルチェアーでいいかもしれません。そもそもダイニングテーブルは必要ですか?ちゃぶ台でも良いかもしれません。ローソファーも検討してみましょう
設計④対角二面の開口部
対角二面開口部は、こういった小さい間取りでは効果的です。北側からは安定した採光が得られますので曇りの日でも室内は明るいです。南北の通風も確保されるので、オープンな生活にピッタリ。なにより南北に抜ける構成にしているので、開放感があります。
設計⑤やっぱりカッコいい
ファサードラタンを採用して、個性的な外観にしています。シンプルな形状の中に斜めのラインを入れる事で建物全体に動きが出ています。ファサードラタンは私達も多く採用している好きな外観です。
12.5坪の広さについて
効率的な間取り、住める間取りを追求する中で、一つの回答として、この12.5坪の小さい家DRESSLODGE、
12.5坪の平屋なので、最低限の大きさです。もちろんもっと小さくすることはできるでしょう。でも住める事に重きを置いた結果、このサイズ感が出来ました。そしてLDKにもう一部屋あることは、住むという事において絶対条件で、更に部屋を分けれる事で、使い勝手を良くしました。
畳数、坪数に惑わされない
12.5坪と言うと約25畳、いやはや、狭い。普通の4人住まいの二階建ての住まいであれば、LDKで17畳~20畳ほどの広さがあります。これで3LDK位の大きさになります。でも二人暮らしの平屋だからこそ、階段はいらないし、廊下率も下げる事が出来ます。
坪数、畳数は、条件や間取りの形で広くもなるし、狭くもなるので、あまりあてにしない方が良いです。
今回の12.5坪の平屋は、小さいながらも広く見せるテクニックをふんだんに用いています。
12.5坪の小さな平屋は民泊、別荘に最適
断舎利やミニマリストにはもちろん、12.5坪は、民泊や別荘に合っています。民泊では少し大きいかもしれませんが、コンパクト別荘には最適です。
断熱性能はもちろん、デザイン性も細かくこだわっています
小さい家と言っても、バラックでは仕方がないので、デザイン、性能はもちろん自信があります。いつものファサードラタンを採用しています。ファサードラタンは、こういった外壁です↓
では15坪、少し大きい平屋ならどうなのか、考察しています
追伸
小さな家は、考えれば考えるほど、豊かです。モノが無い事の豊かさもあることを教えてくれます。房総イズムは、小さな家も積極的にお勧めしていますので、ご相談ください!!!